メダカ 初めてメダカを選ぶとき

丈夫で飼いやすい品種から

日本メダカにも色々と品種があります。最初から自分の気に入ったメダカを選べばよいのですが、もしあなたが始めて飼う場合は、やはり丈夫で飼育しやすい品種を遊ぶとよいでしょう。その場合、専門家か販売店の人に相談するのもよい方法です。

・黒メダカ

黒メダカ

日本の各地の小川や池に生息している野生メダカです。しかし現在では自然の状態で見ることがほとんどなくなり絶滅危惧種に指定されています。北日本集団と南日本集団があり各産地によって個体が多少違います。

・ヒメダカ

ヒメダカ

野生の黒メダカの変異種で色が違うだけです。江戸時代から飼育されているメダカで、いつだれがどこで飼育しだしたかは不明です。推測ですが、たぶん江戸の庶民の間で金魚と同じ様にメダカも飼育するものがいて、その中に突然変異としてでたものを珍しいので繁殖させ殖やしていったのではないかと考えます。珍しさと色の椅麗さで当時の金魚売りがメダカも一緒に売り歩いたのでしょう。しかし今では販売店などで手軽に購入でき、一番飼育しやすいため初心者におすすめです。

・白メダカ

白メダカ

発生時期はわかりませんが江戸時代の文献の中にもすでに登場しております。野生メダカからの突然変異で生まれたもので、黒色と黄色色素を持たないためで淡い紅色を帯びた白色です。中でも、近年見るようになりました真っ白なメダカは非常に美しく、観賞価値が高いです。

・青メダカ

青メダカ

一番新しい品種で、白メダカ同様発生時期は不明です。黒メダカと白メダカの交配から生まれたもので、白メダカと共に鑑賞用としておすすめです。

珍種メダカ

以下に紹介するメダカは同い種類のメダカを飼育、繁殖している中で突然生まれてくるメダカで、他種のメダカとの交配によって生まれてくるメダカではありません。まだそれぞれのメダカ同士の交配で同じ形や性質の子供は出来ませんので非常に珍しいメダカたちです。しかし、アルビノ種(白子)ではありません。

・だるまメダカ

だるまメダカ

白メダカ、青メダカそれぞれの孵化時の突然変異で生まれてくるもので、非常に珍しく約2、000個の卵を孵化させて1匹産まれるかどうかというぐらいの確率で生まれてくる珍しいメダカです。泳ぐ姿がユーモアたっぷりで非常に可愛いです。

・ひかりメダカ

ひかりメダカ

同じように孵化時の突然変異で生まれてくるもので背中が光っているのが特徴です。背ビレと尻ビレの形が同じで、尾ビレも上下が同じ形です。だるまメダカ同様産まれる確率は低いです。一時騒がれた遺伝子操作をしたものではありません。

・ショートメダカ

ショートメダカ

このメダカも孵化時の突然変異で生まれてきたもので体長が普通のメダカより短いのが特長です。だるまメダカ、ひかりメダカ同様生まれる確率は低いです。

・アルビノメダカ

アルビノメダカ

このメダカは劣性遺伝により産まれてきたもので、日の赤いのか特徴です。

・プチメダカ

プチメダカ

全休表に黒班があるメダカで、プチヒメダカやプチシロメダカがいます。

同じ品種、大きさのメダカを

メダカの体形は、だるまメダカを除いてみな同じ形ですが、可愛いからといって一つの容器に異なった品種を絶対に同居させてはいけません。これは、異なった品種を同居させることにより、次に生まれてくるメダカは品種が混ざり合い、本来の純血種のメダカではなくなるからです。また、同じ水鉢では、できるだけ同じ大きさのメダカを飼うようにしましょう(子メダカを親が食べてしまう)。飼育が慣れてくるといろいろな品種のメダカを飼いたくなりますが、その場合はまず、品種ごとに水鉢、または飼育容器を別に用意して飼うようにしましょう。

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